TOEIC850から935まであげる為にやったこと
キャッチーさを狙ってタイトルをつけた。
自分はこれまで「TOEIC900オーバーを目指して〜」というブログをたくさん読んできた。TOEICの勉強していた時間よりそういったブログで勉強法を学んできた時間の方が長い自信がある。
その中であまり書かれてなさそうなこと、特にリスニング能力の向上について書きたいと思う。
1. リエゾンやリダクションのルールを勉強し、慣れること
リエゾンは、特にフランス語で有名だが、実は英語でもめちゃくちゃ重要。
(Wikiによると「リエゾン」は仏語において「語を単独では読む場合には発音されない語末の子音字が、直後に母音が続く場合に発音される現象」を指すようだが、ここでは単に連声をリエゾンと呼ぶ)
英語では(日本語でも?)単語の末尾の子音が次の単語の先頭の母音が繋がる。
例えば、When I am 〜 は”ウェン・アイ・アム”ではなく、”ウェナイアム”と繋がって聞こえる。
おそらく800点中盤をとれる人なら、文頭で”ウェナイアム”と聞けば、少し考えて「ああ、"When I am" のことね」とわかると思う。しかし、この一瞬思考している間に話が先に進んでしまい迷子になってしまうことがしばしばある。このようなリエゾンとなる音やフレーズのストックを持っていると、リスニングが向上する。
あと、リダクション。
これは単語末尾の子音が脱落してしまうこと。例えば、can'tのtや、thatの末尾のtなど。
耳が良い人はこういったリエゾンやリダクションのルールを知らなくても、自然に身につくのだろうけど、自分のようにあまり耳がよくない人は、ルールを学び、訓練する必要がある。
リダクションやリエゾンのルールについては、下の動画が大変役にたった。
さらにガッツリ訓練を積みたい人には以下の本がおすすめ。ちなみに根性なしの自分は途中で断念した。
2. 映画やアニメのレビューを聴く
これは映画好き限定かもしれない。
リスニング向上のために「洋画を見る」「海外ドラマを見る」といった方法が書かれていることが多いが、最低30分、長ければ2時間近く画面の前に拘束されるのは社会人としてはきつい(そもそも2度見しないと意味がないことも多いので、それ以上かかる)
自分は映画やアニメが好きなので、自分の知っている映画のレビュー動画をYoutubeで探して見ていた。長くても10分、2回繰り返しても20分ほどなのでかなりtime-efficientだ。
個人的には、TED動画よりも映画、アニメのレビュー動画の方が面白くて長続きした。
特に、下に挙げるChris Stuckmanの動画がおすすめ。
3. Meetupに行く(ベイエリア限定かも?)
アメリカのベイエリアだと、どの街でもだいたいJapan-English exchangeといって、英語を学ぶ日本人と、日本語を学ぶアメリカ人が話す場所があった。開かれる場所は喫茶店や教会など。Meetupというサイトでコミュニティを探せる。
お互いに教え合う、Give & Takeできる関係で英語を話せるのは自分のような豆腐メンタルにとってはとても向いていた。もちろんタフガイな心を持った皆様にもぜひ活用してほしいと思う。
日本にもそう行った場所はあるらしいが行ったことはない。